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  妊娠5ヶ月  〜 オレンジの月 〜 (胎児の重さの目安)
身長 : 約 16 cm → 約 25 cm  体重 : 約 100 g → 約 280 g
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  16週目
  2003/12/15 (Mon)
あっと言う間に妊娠5ヶ月目。そして今日は、同時に戌の日でもある。そう、腹帯を巻いて安産を願う帯祝いの日だ。

以前も書いたが、毎年ひとつずつ変わる干支は、暦の上で子・丑・寅・・・の順に日替わりでも割り当てられている。「戌」もこのうちのひとつであり、12日に1度まわってくるようになっている。また犬という動物はたくさんの子を産み、かつ安産ということから、日本では安産の神とされている。そこで、おなかの目立ち始める妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に、腹帯を巻いて安産を祈る儀式が行われるのだ。これが「帯祝い」である。

会社から帰る時間が相方と一緒になったので、帯祝い記念に近くの居酒屋で祝杯をあげる。もちろん相方はグレープフルーツジュースだ。
そこで相方からおもしろい話を聞いた。

相方 「昨日ねぇ、おなかの中のミニミニあっくんが動く夢を見たの。」
私  「動くって胎動ってこと?」
相方 「そうそう。おなかがポコポコ動いて、自分は慌ててるの。」

普段は夢なんてほとんど覚えていない相方。ミニミニあっくんが登場するのは初めてだ。こりゃ現実に胎動を感じる日も近いかも・・・。

家に帰ってから相方に聞いてみる。

私  「で、土曜日にもらった腹帯・・・本当に巻いてみる?」
相方 「もちろん!

相方さん、かなり乗り気だ。とりあえず袋からさらしの腹帯を出して延ばしてみるが・・・

私  「うわ、長いね〜これ。」
相方 「あはははは、ほんとだ。」

帯祝い
想像していた以上に長い。いっぱいに広げると、35cm×5m30cmくらいの細長い長方形になる。これを短い方の辺で二つ折りにして、相方のおなかに巻いていく。10周ほど巻きつけただろうか・・・。腹帯でぐるぐる巻きにされた相方が完成した。

私  「・・・あはは。何かおもしろいな、その格好・・・あはははは。」
相方 「笑うなーっ」

と言いつつも記念撮影。全身写真は両親にも送ってあげよう・・・。
当初、一晩だけはそのまま寝るつもりだったようだが、30分もしないうちにずり落ちてきたのであえなく断念。今後は市販されている妊婦帯をつければよいだろう。

ところで最近の相方は、よく腰から尾てい骨にかけて痛みを訴える。以前から布団に入るとおしりの神経が痛むとも言っていたが、この辺の痛みはすべて妊娠してからのものだという。

相方 「いたたたたた・・・。」
私  「妊娠大百科にも、ホルモンの影響で関節とか靭帯が緩んで腰痛になるって書いてあるし、よく動かして耐えるしかないみたい。」
相方 「うーん、結構つらいんだなぁーこれが・・・。」

妊娠線予防のクリームをおなかに塗りながら痛がる相方だった。
つわりの次は腰痛かもしれない・・・。

  2003/12/16 (Tue)
つわりも治まってきて調子の良かった相方だが、今日は気持ち悪そうだった。

相方 「うぅぅぅ・・・家に帰ってきたら吐いた・・・。」
私  「あれま。」
相方 「会社でドーナツ食べちゃったんだよねぇー。」
私  「あはは、ドーナツはまずいだろー。まぁ原因があるだけいいんじゃない?前はとにかく気持ち悪くて吐いてたんだからさ。」

吐いてしまえばすっきりするので、夕飯を美味しく食べられるのは救いだ。どの本を開いても妊娠5ヶ月目の解説ページには、つわりの「つ」の字も出てこない。イヤなところほどマニュアル通りにいかないものなのだろうか。

  2003/12/17 (Wed)
昼休み、相方から1月24日に両親学級の申込をしたとのメールが来る。

おぉ、そうだった。そういえば昨日、そんな話をしてたっけ。
両親学級」とは、これから親になる人たちが赤ん坊の抱き方から風呂の入れ方まで、育児に関する基礎の基礎を学ぶ体験学習会のようなもので、一般に地方自治体や産婦人科が企画して開催されている。以前は「母親学級」と呼ばれる女性限定のものだけだったが、最近は男も育児に参加すべきということで、性別不問の両親学級が追加されている。
別に必ず受けなければいけないというものではないが、何事も経験だしちょっと興味もある。今しか参加できないのだから行ってみようじゃないか。ということで地元の自治体が企画している両親学級を申し込むことにした。

相方 「なんかねぇ、うちの会社の人が行ったときは、男の人がおなかにおもりを入れて『妊婦体験』とかやったらしいよ。」
私  「それって、『たまひよ妊娠大百科』に載ってたやつじゃん・・・。」

おなかを大きくしたダンナ達を見て笑っている妻達・・・。異様な光景だ。おもしろそうじゃないか。

ところで、世の中はクリスマスムードで溢れている。うちもささやかながらクリスマスツリーを飾ってみた。

クリスマスツリー
私  「クリスマス焼肉食べ放題は無理っぽいねぇ〜。」
相方 「食べるーっ!・・・でも・・・無理かもしれない・・・。」
私  「まぁ焼肉は逃げないから・・・ね?・・・じゃ、ケーキ食べ放題にしよう。好きなだけ買ってきて・・・。」
相方 「・・・それもちょっと・・・。」
私  「じゃぁ・・・ゼリー食べ放題ってことで。」
相方 「あ、それは美味しそうだけど・・・ゼリーかぁ〜・・・悔しい・・・。」

クリスマスまであと一週間。つわりから脱出できるのだろうか・・・。

  2003/12/18 (Thu)
先週行った産婦人科は、入院中の料理が美味しいことでも人気を得ているようだ。相方と院内を探検した時、食事のメニューが置いてあったので写真に撮っておいた。

産婦人科(メニュー)
私  「おいおい・・・天ぷら、ビーフシチューって・・・うちの母親が見たら悔しがるぞ。」

というのも私の母親が相方によく言うのは、私が産まれたのが一般の総合病院で、入院中の食事が少なくて貧相だったこと。まぁ25年以上前の話なので、今はもっと改善されているだろうが、この点は総合病院より妊婦を専門としている産婦人科医院の方が満足できるのかもしれない。

退院したら怒涛の育児イベントが待っているのだ。ゆっくり食事なんてしていられなくなる。その前にささやかな贅沢をするのもいいんじゃないだろうか。

ところで先週の土曜日、家に帰る途中で1月号の「Pre-mo」を買った。忙しくて読めなかったが、今日ようやく開いてみる。
今回のコンテンツは・・・

Pre-mo1月号(表紙)

Pre-mo1月号(トラブル解決BOOK)
特別付録
 ・早引き!よくわかる! 妊娠中のトラブル&不快症状解決BOOK
ファッション&ビューティ
 ・きれいめもカジュアルも自由自在 本命マタニティジーンズで冬→春着こなしスイッチ
 ・冷え、ムレ、すべる、転ぶ・・・をおしゃれにクリア 妊婦さんの足元がこの冬進化中
年末年始の過ごし方
 ・おなかが大きくなっても楽しく元気に過ごしたい! 年末年始の安心!妊娠生活ガイド
 ・病院が休みになるけどどうしたらいい? もし年末年始にお産が始まったら
 ・お正月は安産祈願!神社&お寺ガイド おなかの赤ちゃんとお祈りしよう!
母体とお産のこと
 ・これだけやっておけばあわてない! 臨月から産後1ヶ月の60日間予習ノート
 ・いつ?どこで?何がつらい?何がうれしい? 先輩ママ165人!私たちのお産白書
 ・お産スタートから産後まで、いつごろどんな痛みがくるの? 目で見てわかる!お産の痛み
 ・こんなはずじゃなかった・・・! がこんなにいっぱい お産本番「想像」と「現実」のギャップ
 ・もしかしたら使う場合もあるかもしれない「陣痛促進剤」のことをきちんと知っておきたい!
おなかの赤ちゃんのこと
 ・おなかの赤ちゃんの発育に必要不可欠 葉酸をしっかりとっていますか?
 ・ママの生活・心・体の変化は伝わっている こんなとき、おなかの赤ちゃんは気持ちいい?
妊娠生活をすてきに
 ・真冬の定番メニューも安産素材を上手に使って! あったかヘルシーなべ
 ・知らなきゃ絶対ソンをする!手続きのすべてがわかる 妊娠・出産でもらえるお金、もどってくるお金
新生児のこと
 ・インテリアコーディネーターと先輩ベビモママがアドバイス! 赤ちゃんが生まれても、おしゃれにすっきり暮らしたい!
連載
 ・(新連載)セレブなママのPre-mo時代・石田ひかりさん
 ・(新連載)妊娠・育児TOPICS
 ・(新連載)奥山佳恵の眠れる森の妊婦
 ・(新連載)妊娠・出産のなんかちょっとヘン!?
 ・Pre-mo News Selection!
 ・gooBabyからのお知らせ
 ・シアーズ博士夫妻からのメッセージ
 ・PRE-MO GOODS PRESS 「ベビーに、私に贈りたい!とっておきのベビーギフト」
 ・いまどき妊婦入門講座 「体重コントロール苦労編」
 ・Pre-mo気がかり相談室
 ・読者のページ Oh!pre-mo!

となっている。
相変わらず読み応えのある内容だ。付録の「妊娠中のトラブル&不快症状解決BOOK」も妊娠期別に詳しく書かれていて非常にわかりやすい。それにしてもこれを読む限り、妊娠中期以降もまだまだ心配事は尽きなさそうだな。

Pre-mo1月号(表紙)
で、今月号の相方のお気に入りページはこちら。

相方 「ねぇねぇ、見てこれー。」
私  「・・・もしかしてこの下にある写真のことですか?」
相方 「そのとーり。素晴らしい!」
私  「・・・がんばります。」

妊婦がテーブルの上を、ダンナが床の拭き掃除をしている。こういう写真を載せるのはどうかと思うが・・・。大掃除ねぇ・・・。年末年始、休めるかわからないんだけど・・・。ま、一気にやっちゃいましょう。

  2003/12/19 (Fri)
仕事が忙しくなってきた。今日も0時帰宅だ。果たして年末年始はあるのだろうか・・・。
家に帰ると相方が嬉しそうに話しかけてきた。

よだれかけ
相方 「へへへ・・・今日ね、会社帰りに寄り道して、ミニミニあっくん用のグッズ買っちゃった。」
私  「・・・あのぉ、まだ産まれるまで半年もあるんですが・・・。」
相方 「だってかわいかったんだも〜ん。」

で、何を買ってきたのかというと・・・「よだれ掛け」だ。赤・青・黄と3色あったらしいが、まだ性別もわかっていないので黄色にしたらしい。

相方 「とりあえずこれを、自分で作る時のサンプルにしようと思って。」
私  「なるほどね。」

もともと裁縫が得意な相方は最近、ミニミニあっくんの服や小物を自分で作ることに燃えている。楽しそうだし良いことだと思う。子供にとっても親の手作りは嬉しいものだ。

うさぎのぬいぐるみ
それからもうひとつ買ってきたものがあった。手のひらに乗る大きさの、うさぎのぬいぐるみだ。

相方 「すっごくかわいいでしょ〜。この無表情なところがいいの〜。」
私  「ミニミニあっくんにあげたら、間違いなくヨダレでデロデロになるな・・・」
相方 「いいんだもーん。」

見るからにしあわせそうな相方。こりゃきっと、私より親バカになるんじゃないか。

  2003/12/20 (Sat)
年賀状2004
先月作っておいた年賀状を印刷し、宛名とコメント書きを始める。今年は私が60枚、相方が70枚で計130枚を印刷。一枚一枚、出す相手を思ってコメントを入れていく。すべてデジタルデータの年賀状というのはどうも味気ない。とは言うもののこのコメント書き・・・結構時間がかかる。結局30枚ほど書いて力尽きた・・・。

ところで私の周りだけなのかもしれないが、最近は年賀状を出す人が非常に少ない。全く出さない人や、電子メールで一括送信する人が急激に増えている。確かにシステムエンジニアという仕事は年末年始に休めないことが多いし、なかなか一枚一枚書いている暇も作れないだろう。しかし手で書かれた文字は、デジタルデータには決して負けない温かさがある。これは年賀状だけでなく手紙すべてに対して言えることだ。
ミニミニあっくんが大人になるころも、年賀状を出すという習慣は残っているのだろうか。手書きの温かさがわかる人になってほしいと思う。

  2003/12/21 (Sun)
久しぶりに大学時代の仲間と酒を飲んできた。部活の同期で、私を入れて5人。大学を卒業して5年になるが、今でも年に1、2回集まっている。最近はお互い仕事も忙しくて、全員揃うことが難しくなってきているが、これからも続けたい集まりだ。
前回一緒に行った相方は、身体を優先して今日は欠席。しかし仲間の一人が自分の彼女を連れてきていた。我々も初対面ではなく学生時代から知っている人で、付き合って5年半になる。もちろん相方も会っている。その2人から今夜、ついに結婚するという発表があった。いやぁ、ようやく仲間が増えた・・・。この5人の中で、既婚者は今まで私だけだったのだ。(ま、私が早いんですが・・・)
こうやってみんな結婚して、子供ができて・・・5人が10人になって、10人が15人になって・・・全員が集まってバーベキューでもしたらどんなに楽しいだろう。私のささやかな夢だ。


  17週目
  2003/12/22 (Mon)
私が通っている勤務地近くの駅ビルは、どの店もクリスマスムードでいっぱいだ。帰りに通りかかった酒屋にもワインが大量に並べられていた。今年は相方が飲めないので買わないでおこうと思っていたが、店内を見ているうちに結局飲みたくなって、小さなスパークリングワインを一本購入してしまった。

となると、もうひとつ必要なものがある・・・ケーキだ。しかしつわりで苦しむ今の相方には、生クリームいっぱいのケーキはきついかもしれない。やっぱり先週言ってたようにいろんなゼリーでも買っていこうか・・・。帰りの電車の中でひとり悩む・・・。悩んでいるうちに駅に着いてしまった。
とりあえず駅前のケーキ屋に入ってみる。えーっとゼリーは・・・うーん、綺麗にデコレーションされてはいるものの、やはり地味だ。クリスマスはもっとこう派手にいかないと・・・。おっ、これいいじゃないの。生クリームは少ないし、派手だし、なんてったって夢がある。ちょっと値段が張るけれど・・・クリスマスだもの、いいじゃないか。お祭りだ。

いちごのタルト
というわけで買ってきたのは真っ赤な「いちごのタルト」・・・しかもホール・・・2.5人家族なのにホール。でもクリスマスはこうでなくっちゃ。ホールってだけでしあわせになれる。夢のホールケーキ。
私より少し遅れて相方が帰ってきた。何気なく冷蔵庫を開ける相方・・・。

相方 「・・・うわっ!何かある・・・何これ?・・・うわっ!すごーいっ!うきゃ〜〜〜っ!
私  「大丈夫?食べられそう?」
相方 「絶対食べるっ!」

夕飯を食べたあとでちょっと多いかなとは思ったが、ホールの4分の1を相方の皿に乗せた。

相方 「ふっふっふ・・・いっただっきま〜す!・・・ん〜っ、美味し〜いっ!」
私  「途中で気持ち悪くなったら残していいからね?」
相方 「全然大丈夫だよ〜ん。」

10月始めに甘いものが食べられなくなってから2ヶ月半・・・目の前にはパクパクと嬉しそうにいちごのタルトをほおばる相方の姿があった。あっという間に4分の1を一人で食べてしまう。

私  「・・・ねぇ、つわりは?」
相方 「復活!

・・・はい?
・・・まぁ元気になったのはいいことだな。

  2003/12/23 (Tue)
朝、目が覚めた瞬間、頭をよぎる・・・。

「やばい・・・風邪ひいたかも。」

鼻で息ができず、のどが痛い・・・。とにかく横で寝ている相方にうつしてはいけない・・・。

私  「おはよう・・・今日は僕に近づかない方がいいと思う・・・」
相方 「ん?風邪ひいた?・・・よーし、薬飲んで寝てましょう。」

相方にはいつも「薬が飲めないんだから、風邪だけはひくなよ」と言っておいて、自分がこんなことになるとはなんとも情けない。風邪薬を飲んで午前中はぐっすりと眠った。

起きるとだいぶ良くはなったものの、やはりまだ調子が悪い。しかし今日はやらなければならないことがある。大掃除だ。まぁ病は気からと、風邪なんてものは動き回っているうちに治っているだろうと気楽に考える。
昼飯を食べて早速取りかかった。普段掃除をしない高いところを重点的にやる。エアコンのフィルター、電気のかさ、冷蔵庫の上、タンスの上・・・いやぁ、汚い。こういうところは均等に汚れがついているので最初は綺麗に見えるが、一ヶ所拭いたが最後、拭いたところ以外の場所が急に汚く見えてくる。
高いところを綺麗にすると、次はベランダの網戸をはずして風呂場へと運ぶ。全体を洗剤でこすり、一気にシャワーで流す・・・き、汚い。真っ黒な水が網戸から湧き出てくる。すごい汚れだ。大掃除はこうでなくてはいけない。

相方はキッチンまわりと床掃除を担当。ピッカピカだ。ただ少々頑張り過ぎたせいか、寝る時になって、このところ訴えている足の痛みがひどかった。

相方 「あいたたたたた・・・。」
私  「大丈夫?」
相方 「うーっ、寝返りうったりすると、太もものつけねあたりが痛いんだよねー。」

どうやら立ったり座ったりしている昼間よりも、夜になって横になると痛むらしい。本を調べても足の痛みというのは書かれていない。あまりひどくなるようであれば年明けの診察で相談した方が良いかもしれない。

  2003/12/25 (Thu)
昨夜、久しぶりにミニミニあっくんが夢に登場した先月半ばに見た夢から約40日ぶり、5度目の登場だ。とは言っても今回は性別もわからず、話すこともできなかった。なぜならミニミニあっくんは、私のおなかの中にいたからだ・・・。

広くて薄暗い部屋で、私は分娩台のようなものに乗せられ、服をまくっておなかを出している。私の他にいるのは白衣を着た男性と、看護婦らしきおばちゃんだけ。男性が私のおなかにバーコードリーダーのような器械をあてると、近くのモニターに白黒のミニミニあっくんが映し出された。その画像をA3サイズはあるだろう大きな用紙にプリントアウトして私に渡してくれる。

おばちゃん 「ほら見て〜、元気に育ってますよ〜。」
私     「は、はぁ・・・」

・・・そんな夢だった。自分がエコー検査を受けている夢・・・まったくなんちゅう夢だ・・・。二ヶ月前には自分が出産する夢も見てるし・・・。一体私は何を望んでいるのだろう・・・。

  2003/12/26 (Fri)
相方のおなかはますます大きくなってきた。試しに触ってみると、思っていたよりも弾力がなくて硬い。空気がいっぱいに入ったゴムボールのように張っている。しかしこの張りのすぐ下には、ミニミニあっくんが元気に動いているのだ。まさに生命の神秘である。そう考えるとなんだかすごいものを触っているように思えてくる。

相方 「持ってるスカートがみんな入らなくなっちゃったの。ボタンもとまらないし・・・。」
私  「無理してはくなよ〜。ちゃんとマタニティ用の服買うんだよ。」
相方 「無理してもはけないんだな、これが・・・。そろそろ通販で買った服が届くと思うんだけど・・・。」

つわりが治まってきた相方にとって、胎動を感じるまでの間、ミニミニあっくんの存在はおなかの膨らみでしか認識できない。

相方 「普段は意識してないんだよねー。仕事中におなかが机に触れたり、パソコンのキーボードが今までよりちょっと遠くに感じたりすると、ミニミニあっくんを思い出すの。」

さすがは妊婦、細かい描写に説得力がある。ちょっとうらやましいと思う瞬間だった。

  2003/12/27 (Sat)
昨夜、午前1時近くだろうか。寝る間際になって相方がしみじみとつぶやいた。

初雪
相方 「なんかやけに空気が冷たいねぇ。」
私  「雪でも降ってるんじゃないの?」

冗談半分にドアを開けてみる・・・

私  「・・・うわっ!ほんとに降ってるよ!
相方 「あ、ほんと!初雪だ〜。」

みぞれまじりではあるが、闇の中を大きな白い雪が舞っている。このまま降り続けば少しは積もるかもしれない・・・。
翌朝。路面まではいかないものの、まわりの家の屋根や車にはうっすらと雪が積もっていた。それにしても今日は寒い。最高気温は7℃らしい。この寒さの中、私は仕事納めで会社へ行かねばならない。相方には暖かい部屋でぬくぬくしていてもらうことにしよう。
会社から帰ると相方が年賀状の続きを書いていた。私も一緒に書き始める。2時間ほどして何とか全部を書き終えたものの、今日は27日。果たして元日に届くかどうか・・・。

マタニティスカート
ところで相方は昼間、散歩がてら近所のデパートに行ってマタニティ服を買ってきていた。ズボンが2枚にスカートが1枚だ。

相方 「このデニムのスカート、前側のおなかの部分だけ伸びる生地になってるのー。おもしろいでしょー。」

なんとも不思議な構造だ。後ろから見れば普通のデニムのスカートだが、おなかの部分だけ別の暖かくて伸びる素材が使われている。他のズボンや以前買ったものも同じだ。この伸びる生地「リブ素材」というらしい。「リブ編み」「ゴム編み」といった編み方で作られ、トレーナーの袖の部分やセーターにも使われている。
今までこんな形のスカートを知る機会なんてない。相方だって初めてだろう。相方の中にミニミニあっくんが登場してからというもの、新たな発見と驚きの連続だな。これからもどんな体験が待っているのか楽しみだ。

  2003/12/28 (Sun)
大掃除の続きをする。私はキッチンの換気扇とガスコンロ、相方も風呂掃除と押入れの整理をする。
つわりがかなり治まりつつある相方に、元気が戻ってきているのは嬉しい。

私  「年が明けたら、胎動を感じたりするのかなぁ・・・。」
相方 「そりゃ早すぎるんじゃない?」

たまひよ妊娠大百科」を開いてみる。

『初産婦さんの場合、妊娠20週ごろには胎動を感じるのですが、
 もっと遅くならないと感じないママもたくさんいます。』

20週か・・・もうしばらく待つことになりそうだ・・・。


  18週目
  2003/12/29 (Mon)
18週目に入った。年の瀬ということもあってか、時の経つのが早い。
昨日、母親が初めて胎動を感じるのは妊娠20週ごろというのを知ったが、この胎動を感じる時期が人によって異なる理由について、 「たまひよ妊娠大百科」におもしろいことが書かれていた。

・赤ちゃんは約20分おきに「起きる」「眠る」を繰り返している。もちろん活発に動くのは起きているとき。
・ママは、赤ちゃんが100回動いた場合、その約40回を胎動として感じることができる。
・初めはかすかな動きなので、ママが身体を動かしている昼間より、横になっているときの方が感じやすい。

なんとミニミニあっくんは20分ごとに寝起きを繰り返している・・・驚きだ。
要するに胎動を感じやすいよう母親自身が布団に入って、静かに横になる時間をつくることが良いわけだ。しかし横になるとあっという間に眠りの世界へと行ってしまう相方に、これができるかどうか・・・。

相方 「あはははは・・・そりゃ無理だね。」

やっぱりな・・・。胎動はしばらくおあずけになりそうだ。

  2003/12/30 (Tue)
年末の買い出しに出かけた際、ドラッグストアによった。その店内の一角でかなりのスペースを割いて、ベビー用品が売られているのを発見する。

ベビーフード

ベビーフード
私  「うわ、すごいね。こんなのまで売ってるんだ。」
相方 「あぁ、ベビーフードね。大抵のドラッグストアで売ってるよ。」
私  「気がつかなかったなぁ。」

以前、マタニティ服を買いに行った時に見つけて、カルチャーショックを受けたベビーフードがたくさん置かれている。鶏ごぼうごはんに、さけ雑炊に、チキンライスに、白身魚のドリアに・・・いつ見ても豪華だ。ドラッグストアでおむつが売られているのは知っていたが、ベビーフードまで売っているとは・・・。他にも哺乳瓶や体温計、粉ミルクなども置かれている。今まで関心が無かったので気にも止めなかったが、最近はベビー用品があるとすぐ目が行くようになってしまった。人間変わるものだ。

買い物の帰り、相方がドキッとすることをつぶやく。

相方 「ミニミニあっくん、ちゃんと生きてるのかなぁ・・・」

うーん・・・確かに今の時期はおなかが出てきているとはいえ、ミニミニあっくんが本当に元気に動き回っているのかどうかを確認する手段がない。つわりの時期は、気持ち悪いことがミニミニあっくんの元気な証拠であったし、胎動が感じられればそれ自体が確かな安心材料となる。しかし今はそのどちらも感じられない時なのだ。
仮にミニミニあっくんの成長が止まっているとすれば、繋留流産(けいりゅうりゅうざん)ということになる。これは胎児は既に育っていないが子宮内にとどまっている状態であり、出血などの流産の症状がみられないことが多い。病院の検診で初めてわかることも少なくない。
まぁいつものことながら、そうなってしまったとしてもそれはそれで仕方がない。もちろん元気に産まれてきてくれるに越したことはないが、妊娠の15%は流産に至るのだ。覚悟しておく必要はある。
年末年始は産婦人科も開いていないのでエコーで確認してもらうこともできない。とにかく相方の不安とプレッシャーを、少しでも無くしてあげることが大切だろう。

  2003/12/31 (Wed)
紅白歌合戦 紅白歌合戦
大晦日。2003年は今日で終わりだが・・・そんな気がしてこない。
相方は実家から頂いた野菜を使って、煮しめを作っている。私も時間があったので豚の角煮を作った。
さてと、あとはスクリーンで紅白でも見ながらワインを飲んで・・・。相方が蕎麦アレルギーなんで、年越しうどんを作って・・・。おっ、だんだんと大晦日らしくなってきたぞ。今年は相方の身体を優先して、初詣では行かずにゆっくり夜更かしをしよう。
来年は家族がひとり増える・・・楽しく元気で、しあわせな年でありますように・・・。

  2004/01/01 (Thu)
新年・・・相方の出産予定日まであと半年。いよいよ自分が父親になる年が始まった。

さてさて新年早々、衝撃のニュースがある。
朝(といっても昼近いが)目が覚めると、となりで寝ている相方がこう言うのだ。

相方 「なんか今ねぇ・・・腸が動く感じがしたの。胎動かなぁ・・・。」
私  「えー、まだ早いんじゃないのー?腸が動くって『ぐにゅ〜』って感じ?」
相方 「ううん。『ばふっ!』って感じ。最初左の下っ腹で感じて、次にそのちょっと右でまた『ばふっ』って・・・。」
私  「Pre-moには『腸が動く感じ』って書いてあったけど・・・。ガスが溜まってるだけなんじゃない?」
相方 「確かにすごい便秘だけどさ・・・あっ、まただ!ばふって!こりゃ絶対に何かいるね。」

うーん、現在相方は妊娠18週3日。ちょっと早いが胎動を感じてもおかしくはない。Pre-moの12月号の「初めての胎動ってどんな感じ?」という企画で、初めて胎動を感じた時の感想が載っている。

・ミミズがはっている
・ボフッ
・ポコポコ
・ピクピク
・おなかにガスがたまった感じ
・オタマジャクシが泳いでいる
・腸がウニウニ

なんだかちょっと気持ち悪いんですが・・・。確かに「ボフッ」ってのも載っている。相方が感じたのが、本当に初めての胎動だとしたら・・・こりゃ元旦から縁起がいいぞ。
(あ、年末ジャンボ宝くじはハズレたけど・・・)

  2004/01/02 (Fri)
今朝も(といってもまた昼近いが)目が覚めると、となりで寝ている相方から報告がある。

相方 「さっきもねぇ・・・おなかの表面あたりで2回『ぽこっ』って感じたの。」
私  「おぉ〜すごいじゃん。今日は『ばふっ』じゃないの?」
相方 「うん。さっきのは『ぽこっ』って感じだな。おなかの真ん中で2回感じた。」

こりゃ本当に胎動なのかもしれない。夜はあっという間に寝てしまう相方にとって、正月休みは目が覚めてから布団の中でゆっくりできるのでちょうど良いのだろう。おなかの上から触ってもまだわからないだろうが、うーん・・・私も早く感じてみたいぞ。じゃんじゃん蹴ってくれよ、ミニミニあっくん!

さて昨日は一日家にいたが、今日は相方の実家へ年始のあいさつに行った。我々の実家へは、どちらも1時間ほどで行くことができる。年末年始の高速道路の混雑をニュースで見るたびに、このアクセスの良さには感謝する。ミニミニあっくんが産まれてもすぐに連れて行けるのだ。
楽しい時間はあっという間に過ぎる。今日も昼過ぎからボトルを、ワイン、焼酎、日本酒と空けて、気が付けば夜になっていた。明日は私の実家に行く予定だが、こちらもよく飲む人たちばかりだ。ミニミニあっくんは間違いなく酒飲みになるだろう。まぁ、楽しく飲める人ならばそれでよい。

  2004/01/03 (Sat)
正月休みも残すところあと2日。目が覚めた布団の中で、まずは相方に聞いてみる。

私  「今朝はどう?ぽこぽこ動いた?」
相方 「うーん、まだわからない。」
私  「今はミニミニあっくんが寝てる時なんだな。きっと。」
相方 「んじゃ、このまま待ってみようか・・・。」

待つこと15分・・・私が寝てしまった。(ぉぃ)

私  「どう?何か感じた?」
相方 「あっ、起きたね。ついさっきね3回続けて感じたよ。」
私  「なにぃ〜。で、今日はどんな感じだったの?」
相方 「うーん・・・『ぼこっ』って感じかなぁ・・・。」

すごい。3日連続だ。相方によると感じるのはおなかの表面近くであって、間違いなく腸の動きではないらしい。これで相方の不安も少しは和らぐことだろう。

水天宮

犬張り子
さて今日は私の実家へ行く予定だが、その前に初詣を兼ねて、東京日本橋の水天宮にお参りをしてきた。
初詣に行こうと思っても、普段行っているところはものすごい混雑で相方には危ない。それに相方の両親から腹帯を受け取ってはいるが、我々としては一度も水天宮には行っていないので、ここなら空いているだろうとお参りをしに行った・・・のだが、これがちょっと馬鹿にしすぎだった。
最寄り駅を降りて水天宮に向かって歩いていると、警備員が何人か立っている。なんと境内に入る前から行列ができているのだ。ようやく境内に入ってもまた行列。すごい人だ。確かに水天宮の境内はそれほど広くない。まわりはオフィスビルに囲まれている。しかしこれほどまでに混んでいるとは思わなかった。それにまわりを見ると妊婦密度がむちゃくちゃ高い。おなかの大きな女性ばかりである。

お参りをすませたあと、以前から相方が欲しいと言っていた「犬張り子」を買った。安産の神とされている犬の張り子は、妊婦にとって大切なお守りだ。
ところで今回買ったこの犬張り子には小さな竹カゴがついている。これについて、お店のおじさんが理由を説明してくれた。

おじさん 「竹カゴと犬・・・竹かんむり『竹』の下に『犬』を書くと何になる?・・・『笑』になるんだな。」
私と相方 「ほぉ〜、なるほど。」
おじさん 「だから犬張り子と一緒に竹カゴを飾って、よく笑う元気な子になりますようにって願うんだ。」

なんともうまい話で感心してしまった。竹カゴは赤ん坊が産まれるまで犬の脇に置いておき、産まれてからは犬の上に乗せる(すなわち「笑」にする)ように言われた。他にも竹カゴには病魔を洗い流すという意味もあるらしい。

初詣を終えて私の実家に着いたのが夕方5時頃。今日もビールを飲んで、ワインを2本空け、焼酎、ウイスキー、ブランデーと続き、気が付けば時刻は夜11時。今年の正月も結局アルコール浸けだ。もちろん相方はあと半年の辛抱だが・・・。

実家からの帰り、相方が私に教えてくれた。

相方 「さっきみんなとしゃべってた時もね、おなかがポコポコいってたの。」

おぉ〜、嬉しいじゃないか。ミニミニあっくんも一緒に楽しんでいたのだろう。それにしてもまさかこんなに早く胎動を感じるとは思ってもいなかった。しかも元旦に初めてわかるなんて・・・しあわせな年になりそうだ。

  2004/01/04 (Sun)
今夜の相方は寝る前に胎動を感じることができたようだ。

相方 「あっ・・・」
私  「ん?動いたの?」
相方 「うん、ぼこって・・・。そういえば会社の女の子が言ってたんだけど、おなかの中を移動する時って、バニラアイスの表面をスプーンでニューって取る感じなんだって。」
私  「ほぉ〜・・・そっか、蹴るだけじゃなくて移動するってのもあるんだ。」
相方 「そうそう、私はまだ蹴ってるのしか感じたことはないけどね。」

バニラアイスをスプーンで取る感じ・・・これがおなかの中で起こるのか・・・。Pre-moには「ミミズがはっている感じ」とも書いてある。うーん、わかるような、わからないような・・・。相方が感じている「おなかの中でぽこぽこ」ってのもなぁ・・・。これは母親だけの特権なのだろう。

相方 「私にしかわからないのが残念だよねぇ・・・そのうちおなかの上からでも触ればわかるようになるとは思うんだけど・・・。」
私  「まぁいいって。この胎動はきっとミニミニあっくんがくれた誕生日プレゼントだな。だから今は母親の特権を存分に楽しんでくださいな。」

今月の23日は相方の27回目の誕生日だ。元旦の胎動はミニミニあっくんからの最高の誕生日プレゼントだと思わずにいられない。


  19週目
  2004/01/05 (Mon)
吐くこともなくなってつわりが治まりつつあるものの、まだまだ本調子ではない相方。

私  「クリスマスケーキも正月料理も、普通に食べられてよかったじゃん。」
相方 「ほんとにねぇ・・・うどんともずくばっかり食べてたのに、すごい回復だよね。」
私  「あとはカレーピザだな。」
相方 「うーん、それはまだダメかも・・・。揚げ物も限度があるし。まぁピザが食べられた時が完全復活だね。」

なんて言ってたのに今日の夕食は・・・天ぷら、鮭のムニエル、サラダ。

私  「おいおい大丈夫か?魚だってたくさんは食べられないのに・・・。なんか無理してない?」
相方 「だって安かったんだもん。大丈夫だよ、きっと。」

というわけで久しぶりに我家に魚を焼くいい匂いが戻ってきた。相方も美味しそうに食べている。残るは本当にカレーとピザのようだ。

さていよいよ今日から仕事初め。相方にとっては胎動を感じるようになってからの初出勤となる。

私  「そういえば仕事中もぽこぽこ感じてたの?」
相方 「そうなの、ちゃんとわかったの。静かになったなぁって思ってると、30分くらいしてから、またぽこって・・・座ってるとよくわかるのかなぁ。」

しあわせそうに話す相方。ミニミニあっくんからの誕生日プレゼントは、相方に元気を与えてくれたようだ。

  2004/01/06 (Tue)
日に日に大きくなっていく相方のおなか・・・。しかし自分自身に何の変化もない私には、どうもまだ父親になるという実感がわいてこない。
相方のおなかの中には一人の人間がいて、それは我々の子であるということはわかる。最高に嬉しいことであるし、漠然とした不安もある。
しかしその一方で、相方の変化を第三者の視点から見て、興味深く楽しんでいる自分がいる。始めて体験する「生命の神秘」や「妊娠イベント」の連続は、本当に驚くことばかりだ。
つわりの不思議、胎盤の不思議、たった一つの細胞が人間になっていく不思議・・・エコー写真、産婦人科体験、妊婦雑誌、母子健康手帳、マタニティ服、胎動・・・キリがない。そして今月は両親学級が控えている。
相方が妊娠してからわずか4ヶ月。短期間にこれだけの新たな知識を得ることなんてそうあるものじゃない。ミニミニあっくんには素晴らしい経験をさせてもらっている。

が、そのミニミニあっくんの父親はこの私なのだ。父親・・・どうもピンとこない。そもそも父親とは何なのだろう。ミニミニあっくんにとって私はどうあるべきなのだろう。父親の存在意義とは?
私の大好きな「ぽっかぽか」(深見じゅん著)という本にこんな言葉がある。

『子供が生まれたら誰でも「お父さん」になるが・・・
   本物の「お父さん」にはどうやったらなれるだろう』

私は父親になる。今まで親の子であった私が、子の親になるのだ。しかし本物の父親という存在になるには・・・まだまだ膨大な時間と経験が必要だ。

  2004/01/07 (Wed)
新年早々忙しい日が続いている。家に着くのはいつも日付が変わってからだ。しばらくはこの状態が続くだろう。
考えてみれば相方が最もつわりで苦しんでいるころ、私の仕事がそれほどハードではなかったのは本当にラッキーだった。夕飯の支度をすることもできたし、相方のストレス発散相手にもなれた。苦しい時に一人でいると、いつもより孤独感が強く時間が経つのも遅く感じるものだ。つわりが治まり、胎動を感じるようになった今、かなり気分も和らいでいるようだ。エコー写真を見るのとは全く違う、じかに伝わる感触が相方の心にミニミニあっくんとの一体感を生んでいるのだろう。
私も相方のおなかに触れて、ミニミニあっくんの動きを感じることができるようになれば、少しは父親になるという実感が湧いてくるのだろうか・・・。まぁ、ゆっくり待つとしよう。

  2004/01/08 (Thu)
寒い。それにすごい風だ。駅まで歩いただけで顔や耳が痛くなる。
今年もインフルエンザが流行る季節になってきた。ニュースではどの病院でもワクチンが底をついているらしい。実は昨年、相方はインフルエンザにかかっている。薬を飲んで数日寝ていることで回復したが、今年は薬を飲むことができない。妊婦にとっては恐ろしい季節だ。相方自信も毎日のうがいを欠かさず、かなり気をつけているようだ。私も充分注意しなくてはいけない。

  2004/01/09 (Fri)
今日も家に着くころには午前1時をまわることだろう。しかしこれも明日休むためだ。そう、明日は久しぶりに相方の診察日なのだ。
前回、里帰り出産をする産婦人科へ初診に行ったのが12月13日。約1ヶ月ぶりの診察である。ミニミニあっくんはどれくらい成長しているのだろう。どんな姿を見せてくれるであろうか。楽しみだ・・・。

  2004/01/10 (Sat)
結局昨日は布団に入ったのが3時過ぎになってしまった。寝る時の相方は、

相方 「おっ、ぴくぴく動いてる。」

と、ミニミニあっくんの動きを楽しんでいた。昨夜の胎動は、単発的ではなくしばらく続いていたそうだ。自分の意志とは無関係に起こるので、次にどこがぴくっとくるかわからないのが楽しいらしい。

さて今日は久しぶりの産婦人科診察日だ。10時から診察が始まるのに、9時半頃から入り口の前で待っている人も結構いるらしい。
我々が着いたのは10時を少し過ぎたころだったが、中に入った相方の第一声・・・。

相方 「うっ、すごい人・・・」

かなり混雑している。ソファーはもちろん満席。立って待っている人も大勢いる。年末年始休み明けで最初の土曜日というのも大きな原因だろう。
今までと同じように、ソファーが空いたタイミングで相方を座らせ、私は入り口付近で立って待つことにする。このエリア(といっても極めて狭いのだが)には同様にして待つ男性が何人かいるのだ。
そうして待つこと1時間半。11時半を過ぎたころに相方の名前が呼ばれた。さぁて、ダンナが呼ばれる時も近い・・・。10分ほどして相方が出てくる。

私  「おっ、お呼びですな?」
相方 「・・・ううん。診察終わっちゃった。」
私  「・・・。」

うーん、どうやらこの産婦人科は、妊娠が確定する最初の診察ではダンナも一緒に話を聞くが、そのあとはダンナに用は無いらしい。

相方 「次の診察は4週間後なんだけど・・・ほら4週間後って私が会社辞めるころじゃない?」
私  「あぁ、辞めるのって2月10日だもんね。」
相方 「だから先生に、次は平日に来てねって言われちゃった。その方が空いてるし。」

なるほど。この混雑からすれば、確かに平日の方が待たずに診察してもらえるだろう。ってことは、相方が妊娠8ヶ月くらいまで通うことになるこの産婦人科に、私が来るのは今日が最後かもしれない。
それとは逆に相方が里帰りで出産予定の産婦人科では、できるだけダンナもいっしょに来ることを望んでいる。先月行った時もほとんどが夫婦で診察に来ていた。待合室の広さなど物理的な問題もあるだろうが、こういう考え方の違いもなかなかおもしろい。

さて、こちらが本日(19週5日)のエコー写真だ。

エコー写真(1) 19週5日(2004/01/10) エコー写真(2) 19週5日(2004/01/10)

こちらの産婦人科では初の経腹超音波検査となる。左側が心拍を確認している写真で、右側がBPD(頭の横幅)を測っている時だ。経過は順調とのこと。今回のミニミニあっくんは相方のおなかの中で、奥に頭、手前に足がある状態だったため、全身をとらえる映像が見られなかったのはちょっと残念だった。今回のBPDは48.4mm。前回が35.0mmだったので、4週間で13.4mmも大きくなったことになる。相変わらずすごいスピードだ。「たまひよ妊娠大百科」によると現在の身長はだいたい25cmくらいだそうだ。25cmって結構大きいよなぁ・・・。
ひとつ心配なのが、胎盤の確認がはっきりとできていないことだ。ミニミニあっくんは元気なので胎盤自体はちゃんとできているが、その場所を早く確認しておきたい。胎盤の位置が子宮口にかかっていると前置胎盤と診断される。これは胎児が出てくる子宮口を胎盤がふさいでしまっているので、出産は帝王切開になる。また陣痛時などに大量の出血をともなう恐れがある。こういう不安材料は少しでも早く知っておきたい。

経膣から経腹超音波検査に変わって、映りが若干ぼやけてしまっているミニミニあっくんだが、逆にひとつ楽しみが増えた。エコー診察時のビデオ録画だ。前回の診察でビデオテープを持ってくるように言われていたので早速持っていったのだ。家に帰って再生してみる。もちろん観るのはプロジェクターでのスクリーン投映である。

プロジェクター投映 プロジェクター投映

目の前のスクリーンに巨大なエコー診察画面が映し出される。おぉっ、エコー写真には無いが、背骨らしき真っ白い影が時折映っている。今日のミニミニあっくんは診察時に寝ていたようで、前回のような活発な動きはしていない。ん?この1ヵ所だけ「ぐわんぐわん」って感じで絶えず動いているのは・・・心臓だ。ビデオならではの楽しみだな。1分ほどいろいろな高さからの映像が続いたあと、映像は心拍の確認へと移る。すると今まで静かだったスピーカーから、ミニミニあっくんの心臓の音が部屋いっぱいに広がった

『どっくん・・・どっくん・・・どっくん・・・どっくん・・・どっくん・・・』

心拍心拍音 ( Wave File )

・・・1ヶ月ぶりに聴く心臓の音。わずか数秒だがとても心地よい。大人と比べるとかなり速いがこれで正常とのこと。この音を聴くと、ミニミニあっくんが相方のおなかの中で生きているのをはっきりと実感できる。 この成長記録ビデオ、1回の映像は2〜3分と短いが、今後も追加されていくので非常に楽しみだ。最終的にはDVDにする予定である。

夜になって相方が足がむくむと言い出した。

相方 「今まで足なんてむくんだことないのに・・・うぅ〜・・・。」

Pre-mo1月号の付録「妊娠中のトラブル&不快症状解決BOOK」を開いてみる。

『妊娠すると体がむくみやすくなります。
 これは女性ホルモンである黄体ホルモンが、体に水分を蓄えようとするためです。
 さらに子宮が大きくなることで、下半身の血流が悪くなることも、むくみの原因となります。』

つわりの次は腰の痛み足のむくみ・・・。教科書どおりに進んでるな。

  2004/01/11 (Sun)
プレゼント・ニット/夢色ベビーニット/手ぬいの赤ちゃん服
昼間、相方が図書館に行ってきた。今回借りてきた本は・・・

「赤ちゃんに贈る プレゼント・ニット」
「夢色ベビーニット」
「ハンカチとタオルでできる 手ぬいの赤ちゃん服」

相方さん、かなりやる気だ。まぁ裁縫は得意な方なので楽しんでやれるだろう。

相方 「とりあえずねぇ、帽子から作るの。ほらこれ、かわいいでしょ〜。」

果たしてミニミニあっくんが着るころまでに、完成させることができるだろうか。


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LastUpdate 2004/07/05