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  首がすわった6ヶ月
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  予防接種
生後3ヶ月を過ぎると、予防接種を受けるように役所から通知が来る。乳幼児が1歳までに受ける予防接種は3種類。ツベルクリンポリオ三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)だ。それぞれ実施している時期が異なり、その上1ヶ月ほど間隔を空けて接種する必要があるので、うまく日程を調整して受けていかねばならない。

陽香の場合、最初の予防接種はツベルクリンとなった。この日は私もちょうど会社が休みだったため、陽香の初注射を拝見しに行くことにした。
場所は以前小児科デビューをしたところなので、家から歩いて10分と近い。
抱っこひもで陽香を抱いた相方のあとに続き、私も小児科に入る・・・。

赤ん坊 「い〜ぎゃぁぁぁ〜っ!

いきなりものすごい叫び声が耳に飛び込んでくる。受付のとなりにあるドアの向こうから発せられているようだ。しばらくすると真っ赤な顔を引きつらせた赤ん坊が母親に抱かれて出てきた。母親は笑っている

赤ん坊 「ひっ、ひっ・・・。」
私   「・・・こりゃ陽香も泣くな。」
相方  「うん・・・。」

受付を済ませて陽香の番を楽しみに待つ。その間も赤ん坊の叫び声は止まらない。
けろっとした顔でドアの向こうへ消え、泣き声を越えた叫び声のあと、混乱状態で部屋を出てくる。

私  「小児科ってのは戦場だな・・・。」
相方 「だね〜。」

15分ほど待って陽香の名前が呼ばれる。いよいよ戦いの時だ。3人でドアの向こうへ足を踏み入れる。
部屋には先生が1人と看護婦さんが2人。陽香を抱いた相方が先生と向かいあって椅子に座り、簡単な問診を受ける。その間に2人の看護婦さんが相方の背後に立つ

初注射
先生 「・・・じゃぁ、左腕にしますね。」

この言葉で看護婦さんが動いた。

看護婦さん 「はい、左手出しますよ〜。」

そう言いながら、素早い動作で陽香の服を脱がしていく・・・。
その時、何となく危険を感じたのか、今までおとなしかった陽香が急に反抗しはじめた
相方と看護婦さんで暴れる陽香を押さえ、左手を先生の方へと向ける。

注射器を持ってスタンバイしていた先生が、間髪入れずに陽香の腕をつかむ。ついに陽香の小さな二の腕に注射針が刺さった・・・。

一瞬にして陽香の体が赤く染まる。体を硬直させて必死に絶えながら、突然のことに混乱したような目で、じっと先生を睨んでいる。時間にしてわずか1秒ほどの出来事だった。

初注射
先生 「はい、終わり〜。」

陽香の腕から注射針が抜かれる。
さぁ、泣くぞ・・・と思ったが、これがなんと泣かないのだ。どうやらまだ呆気にとられているらしい。

私  「おっ、泣かないな〜。」
先生 「うん、よく頑張ったね〜。えらい、えらい。」

部屋を出て待合室に戻ってからも、嫌な顔ひとつせずケロッとしている。それどころか私に向かって笑顔すら見せている。まったく・・・強いんだか鈍いんだか・・・。

数日後・・・。今度はBCG接種のために再び小児科を訪れた。いわゆる「ハンコ注射」だ。前回同様、看護婦さんと相方に固められ、先生が陽香の腕に接種する。
一瞬「いぎゃっ・・・」っと叫び声をあげたものの、今回も涙を出して泣くことはなかった。数分後には何事もなかったように笑っている。

・・・こりゃ、なかなかの大物だぞ。

まぁ、我々の子だ。ただ鈍いだけなんだろう・・・。(それはそれでかわいいので良い)

  お食い初め
赤ん坊が産まれて100日目に行う行事に「お食い初め」がある。まだ離乳食も始まっていない赤ん坊に、大人と同じ食事を用意し、食べる真似をしてもらう。これから先、食べることに不自由しないようにという願いが込められた一大イベントなのだ。

陽香の生後100日目は9月4日の土曜日だった。さいわい私も会社を休むことができたので、朝から相方と二人でお食い初めの準備を始める。とは言っても今回私の仕事は魚を焼くだけで、他のメニューはすべて相方が作った。
煮染めや鶏肉の照り焼きを作り、圧力鍋で赤飯を炊く。うーん、どれも美味しそうだ・・・。一通りつまみ食いを終えてから、私も魚を買いに出掛けることにした。

さて、祝事の魚と言えばもちろんだ。しかしいくつか店をまわったが、残念なことにこの日はどこの店にも鯛は置いていなかった。そんな時、とある魚売場で目に止まったのがキンキ。鯛に比べて小さいというのに、値段は結構するじゃないか・・・。その額なんと2500円。「一本釣り」と書かれているとは言え、さすがに高い。
・・・正直かなり悩んだ。売り場を3週した。さすがに高いよなぁ。でも祝事だしなぁ・・・。それに写真に残ると思えば安いかな・・・。よっしゃ、買うぞっ!

相方 「う、うわぁ〜、高いねぇ〜。」

当然相方も驚いた。こんなに高い魚を買うのは初めてだ。まさに清水の舞台である。
早速調理に取り掛かる・・・と言っても今回は見た目重視、内臓を取って軽くうろこを落とすだけで焼くことにした。

お食い初め
尾頭付きのキンキ、鳥肉の照り焼き、煮染め、赤飯、お吸い物・・・相方の元上司からいただいたベビー用食器に、ひとつひとつ盛り付けていく。
陽香には新品のよだれ掛けを装着する。これは相方の友人からいただいたもので、胸に「Haruka」と刺繍がしてあるのだ。

準備万端、相方のひざの上に陽香を座らせる。

私  「さ〜て、陽香さん。今日はお食い初めで〜す。」
相方 「誕生100日目、おめでとうございま〜す。」
陽香 「・・・」
私  「まずは・・・お父さんの大好きなニンジンさんで〜す。」
相方 「・・・ウソですよ〜。でも陽香は何でも食べましょうね〜。はい、あ〜ん。」
陽香 「・・・」

お食い初め
まぁ本人は何のことだかさっぱりだろうな。
そんなわけでめでたくお食い初めは終了・・・の前に、もうひとつイベントがあった。

ケーキ初め」だ。

陽香がこの先ずっとケーキに困らないように(?)と、魚を買うついでに小さなショートケーキを買ってきたのだ。

相方 「やっぱり、最後はデザートよね〜。はい、あ〜ん。」
陽香 「・・・・・」

久しぶりのケーキ。美味しかった〜。(相方談

  初風呂
陽香はなかなかの風呂好きだ。ベビーバスにつかっている時の彼女は、本当にいつも気持ち良さそうだ。
しかし生後3ヶ月にもなると、小さめの陽香でさえベビーバスでは狭くなってくる。そこでちょうど3ヶ月を迎えた日から、我々と同じ風呂に入れてみることにした。

記念すべき最初の入浴は私が担当することになった。
同じ入浴でもベビーバスとは勝手が全く違う。まず自分が裸だ。先に風呂場へ行き、陽香を洗うためのぬるめのお湯やボディーソープをスタンバイし、相方から裸にした陽香を受け取る。
自分が床に足をのばして座り、その上に陽香を寝かせてみた。

私 「さぁ陽香、お風呂ですよ〜。」

いつもと違う状況に不思議そうな顔でじっと私を見つめている
ボディーソープを手にとって陽香の体と頭を洗う。まだ首がすわっていないので、片手で陽香の頭を支えながらの作業となるが、これがなかなか難しい。苦戦していると体中泡まみれの陽香が自分で動きだした。ぬるぬるしていて全く制御がきかない

私  「・・・君はなんだか楽しそうですね。」
陽香 「うきゃ〜っ!

次の瞬間、ボディーソープのたっぷり付いた手を自分の口に入れた。

私 「ダメ〜っ!」

・・・手だけはすぐに流す必要があるな
用意しておいたぬるま湯で陽香の体を洗い流す。顔に水がかからないように髪だけ流すのも難しい。

さてと、次はお湯で暖まるとしますかね。
陽香を抱き抱えながらゆっくりと湯船につかる。

私  「気持ちいいですか?」
陽香 「・・・・・。」

嫌じゃないようだな。
声を出さないので湯船の中でゆらゆら泳がせてみたり、髪の毛を濡らして七三分けにして「部長!どうっすか湯加減は?」とか聞いてみたりするのだが、本人は気持ち良さそうに遠くを見ているだけなのだ。
仕方がないので5分ほどつかってから、相方を呼んで陽香を渡した。初の入浴タイムはこれにて終了となる。

ふぅ・・・。なんとか泣かずに終わったな。
今頃陽香は相方に体を拭いてもらい、服を着せられて、風呂上がりの一杯(母乳)をゴクゴク飲んでいることだろう。

明日からは相方が一人で風呂に入れなければならない。自分が裸のまま陽香の服を脱がせたりするのか・・・。慣れるまでは大変かもしれないな。

  夜泣き
生後4ヶ月あたりから夜泣きらしきものが始まった。布団で静かに寝ているかと思ったら、突然、口を三角形にして大声で泣き出すのだ。これが本当に突然で、本人も目を開けている時間などない。

夜泣き
陽香 「ひぃ〜ぎゃぁぁぁぁぁ〜っ!・・・ひっ・・・ひっ・・・ぶぇぇぇぇぇ〜っ!
相方 「おもしろいよねぇ〜、なんで起きると泣くんだろう。」
私  「・・・涙ボロボロ出してるよ。」
相方 「目を開けないから、私達のこと見えてないみたいだし・・・。」

おもしろいのは、一度泣き出すと放っておいても泣き止まないのに、抱き上げた瞬間にすっと泣くのをやめて寝てしまうのだ。数秒前まで大声で泣き叫んでいたのに、抱いた途端、スヤスヤと寝息を立て始める。全くもって不思議だ。

で、しばらく抱いてから布団の上に戻すと、間髪入れずにまた泣き出す・・・。再び抱き上げる。寝る。布団に置く。泣き出す・・・。この繰り返しが毎日行われる。
陽香に気づかれないよう布団に置くのはかなりのテクニックを要するのだ。布団に戻っても泣き出さないよう、うまく置けた時は拍手喝采ものである。

陽香 「・・・・・すぅ・・・・・」
相方 「・・・よし・・・成功かな・・・。」
私  「(小声で)おぉ〜っ、すばらしい!おめでとう!」

今日も昼夜関係なく、部屋には陽香の泣き声が響き渡る・・・。

  お宮参り
誕生から4ヶ月を過ぎた10月2日。陽香のお宮参りを行った。一般的にお宮参りは生後30日付近にすることになっている。陽香が生まれたのは5月の終わりなので、通常なら6月末に行うべきだが、体重が少ない上に今年は猛暑ということもあって、両家万丈一致でゆっくり夏を過ぎてからやろうということになった。
そこで暑さも弱まると予想して予約をしたのが10月2日、だが実際は・・・暑かった
もうとにかく暑いのだ。10月だというのに気温は30度近くまで上がった。お祓いの予約をしたのが午後3時。神社の境内には午後の太陽がさんさんと照っていて、室内も暑く蒸しかえっている。スーツの上着なんて着ている場合じゃない。陽香ものぼせ気味で遠くを見ていた

そんな状態の中、陽香にはお祓いをしてもらう前に正装用の服を着せる。白いレースの袖を陽香の腕に通そうとした次の瞬間、今までぼーっとしていた陽香が、せきを切ったように大声で泣き始めた

陽香  「いぎゃぁぁぁぁぁ〜っ!」
相方  「陽香〜、袖通しますよ〜。」
陽香  「ぎぃ〜〜〜〜っ!ぎゃぁぁぁぁぁ〜っ!」
私の母 「・・・こ、このままでもいいんじゃない?暑いしさ・・・。」

陽香の猛烈な拒否反応により、正装はせずそのままお祓いをすることになったものの、肝心の陽香は全く泣き止まないまま儀式が始まった。
目の前で唱えている神主さんの言葉が、すべて陽香の泣き声でかき消されていく・・・。

陽香 「ふぎゃぁぁぁぁぁ〜っ!

まぁこれだけ大声で泣けば、神様も覚えてくれたかな・・・。

  うずらちゃんのかくれんぼ
ある日、相方が一冊の絵本を買ってきた。表紙に描かれたお花畑とひよこと・・・おぉ、これは!

うずらちゃんのかくれんぼ
うずらちゃんのかくれんぼ」(きもとももこ 著)

うずらちゃんとひよこちゃんが、花やひょうたんに扮してかくれんぼをする。先日公開された皇室のホームビデオで、愛子様がお父さんと一緒に読んでいた絵本である。

相方 「ふっふっふ・・・本屋さんで山積みにされてて、思わず買っちゃった。」

愛子様効果が我が家にも・・・。この本、売れてるんだろうなぁ・・・。
さてと、早速陽香に読んであげるとするか・・・。

「どこにかくれたのかなぁ?」

  離乳食
産まれてからほとんど母乳だけを飲んで大きくなっていく陽香。毎日8回ほどの母乳タイムを繰り返していたが、5ヶ月を過ぎたあたりでついに離乳食にチャレンジすることになった。

私  「よーし、何を食べさせようか?肉?魚?ケーキ?」
相方 「そんなのダメ。最初は薄いお粥から始めるの。ケーキなんてもってのほかです。」

・・・さすが相方、よく勉強している。肉は7ヶ月を過ぎる頃まで食べられないらしい。美味しいものはあとのお楽しみのようだ。

そんなわけで相方が初めての離乳食作りにとりかかる。用意するものは、炊きたてご飯10gとお湯200cc。ご飯をペースト状にすりつぶし、お湯と混ぜ合わせる。すると記念すべき陽香の初離乳食「20倍粥」が完成する。

相方 「食べてみる?」
私  「・・・何これ?ほとんど水じゃん。」
相方 「そうだよ、しかも最初はひと口だけ食べるの。残り食べる?」
私  「いや・・・いい。」

確かにうっすらと米の味はするものの、あまりの薄味で正直言って美味しくない。はたして陽香は食べるのだろうか・・・。

離乳食(初日)
相方 「はーい、陽香〜お粥ですよ〜。」

膝の上に陽香を座らせて、お粥を乗せたスプーンを口へ運ぶ。

陽香 (・・・ぱくっ!・・・ごっくん)
私  「おっ、食べた食べた。」
相方 「えらいね〜、美味しいね〜。」
陽香 「う〜あ〜。」

どうやら陽香はスプーンが好きなようで、口に入れたあとも自分の手でスプーンをつかんで遊んでいる。嫌がっている様子もない。これなら大丈夫と、翌日にはふた口、次の日は5口と徐々に食べる量を増やしていった。

ひと月くらい続けていると、だんだん陽香の好みがわかってくる。お気に入りはカボチャのペーストと粉ミルクをお湯で薄めたカボチャスープだ。パンをお湯でふやかして溶かしたパン粥も好きらしい。

離乳食
相方 「やっぱり甘いのがいいみたい。ニンジンよりカボチャの方がどんどん食べるもん。」

・・・私に似てニンジン嫌いか。親子だねぇ。

相方 「例えば最初にニンジン粥をあげるでしょ?」
私  「うん。」
相方 「その時は美味しそうに食べてくれるんだけど、いちご果汁をちょっと飲ませたあとに、もう一度ニンジン粥をあげると本当に不味そうな顔して嫌がるんだよ・・・。」
私  「あはは、グルメだねぇ〜。」

最近は首もすわったので、新しく購入した椅子に腰掛けて食べている。相方も少しの量を毎日作るのは大変なので、野菜やご飯のペーストをまとめて作って、1回分ずつ分けて冷凍しておき、解凍して食べさせている。かなり手つきも慣れてきた。

さてと、美味しいお肉を食べる日も近いかな・・・。そして一緒にお酒が飲める日も・・・。

  おしりナップ
陽香はおもちゃをたくさん持っている。そのほとんどは、我々の両親が初孫にと買ってくれたものや、友人からのプレゼントだ。

タンバさんとマラカスさん
私が陽香に買ったおもちゃといえば、ダイヤブロックの「お花のタンバリン」と「キャンディのマラカス」くらいだ。これは陽香が産まれてすぐに、近くのビックカメラで、ポイントカードに貯まっていたポイントを使って購入した。(未だに現金は一切使っていない・・・。)
どちらも振ると心地よい鈴の音がする。布製なので汚れたら洗濯機で洗えるのが良い。これらは今でも陽香のお気に入りであり、「タンバさんとマラカスさん」の愛称で呼ばれ、常に陽香のよだれでデロデロになっている。
しかし残念なことに陽香の一番のお気に入りおもちゃは、タンバさんでもマラカスさんでもない。もちろん他のおもちゃでもない。

最も好きなモノは・・・「おしりナップ(詰め替え用)」だ。

おしりナップ・・・ピジョンが販売している、赤ちゃん用のお尻拭きのことだ。赤と白の袋の中に、肌に優しいウェットティッシュが入っている。
陽香はこのおしりナップ(詰め替え用)の「」が大好物なのだ。
他のお尻拭きではダメで、この赤と白の派手な袋をこよなく愛している。
まずこの色がたまらないのだろう。陽香は赤い色に最もよく反応する。それから袋をつかんだ時の音と感触。「バリバリッ!」というなんとも小気味良い音がして、大人でも触ると気持ちがいい。

とにかく陽香の近くでこの袋をバリバリと触った途端、彼女はすべてのことを投げ捨てて、大きく目を開き、口を半開きにして袋の方を向くのだ。
たとえ目覚めが悪くて夜泣きで涙まみれになっていようが、一瞬にして泣き止み、おしりナップを取ろうとする。

親にとってはなんともありがたいアイテムなのだ。

おしりナップ
陽香に袋を持たせてあげると、わき目もふらずにずっといじり続けている。両手で小さくしたり広げたり、口に入れたり、じっと見つめたり、ぶんぶん振り回したり・・・。

私 「よく飽きないよなぁ・・・。何がそんなに楽しいんだろう。」

あまりに過剰な反応を示すので、中身を使い切った袋の四隅を丸くカットして、口に入れても痛くないようにしておいた。陽香専用おしりナップの完成だ。

ただこの商品、袋の裏には赤字でこう記載されている・・・。

乳幼児の手の届かないところに保管してください。

・・・さてどうしたものか。(みなさんはちゃんとしまいましょう)

  そして6ヶ月
半年という月日は、大人にとって大した長さではない。しかし産まれたばかりの赤ん坊は、半年間の変化は凄まじいものがある
ふにゃふにゃで、ぽかんと遠くを見つめ、寝起きを繰り返すだけだった陽香が、今では大声で笑い、泣き、寝返りをし、おもちゃで遊ぶ。気がつけば体重も3倍になっている。
最初は不思議そうに眺めていた自分の手も、今では自分の意志で目標を定めて物をつかむようになった。自分の足までつかんで口に入れている。この柔らかさをずっと保てば、人はみな体操選手になれるのだろうが、大人になると足のつま先をつかむだけでもしんどい・・・。

3ヶ月前と比べて大きく変わったのは、やはり首がすわったことだろう。陽香をうつぶせにすると、最初は数秒だけ顔を持ち上げたあと、すぐにヘタってしまっていたが、徐々に首がしっかりしてきて、顔を持ち上げていられる時間も長くなった。
今まで陽香を抱く時は、必ず首に手を添えて横抱きにしなければいけなかったが、首がすわったことによりかなり自由に抱き上げることができるようになった。縦抱きはもちろんのこと、あぐらをかいてその上に陽香を座らせることもできる。かたぐるま高い高いも可能だ。(陽香はこれが大好きだ。)

もちろん寝返りもできるようになった。3ヶ月頃から横向きになるのが陽香のお気に入りだったが、それから寝返るまでが長かった。寝返りをしようとするそぶりは見せるが、下になった腕が体の下敷きになったままでなかなか抜くことができない。見ているこっちは非常にじれったい思いだった。
最初に寝返りができたのは11月11日。座布団から畳に向かって回転しようとしていて、くるっとうまく回れたらしい。座布団と畳の段差がちょうど良かったのだろう。

寝返り かたぐるま ドレス

こうして陽香は日々成長していく。今は数秒しかもたないお座りも、もう少し背中がしっかりしてくればできるようになるだろう。
子供の成長は想像以上に早い。1日たりとも見逃せない。陽香と格闘している間に気がつけば半年が経っていた感じだ。

さてと、次はどんな進化を見せてくれるのかな・・・。


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LastUpdate 2005/01/11